尾花県部長が退職 和歌山市長選出馬へ
来年夏に予定される和歌山市長選に立候補の意志を固めている県の県土整備部長、尾花正啓氏(60)は28日付で県庁を退職する。出馬に向けた準備を本格的に進め、近く表明するとみられる。
尾花氏はわかやま新報の取材に対し「県職員として市内の河川や道路の整備に携わる中、市民の切実な声を聞き、何とかしなければと思っていた」と出馬への動機を話した。29日にも自民党に推薦願いを出し、政策を取りまとめた上で表明するとしている。
同党県連は12月1日に役員会を開き、尾花氏の推薦について協議する予定。
次期市長選にはこれまでに、市議の遠藤富士雄氏(66)が無所属での立候補を表明。元県議の浜田真輔氏(52)も出馬の準備を進めており、近く表明する見通し。