那賀が逆転でベスト16 高校野球
第96回全国高校野球選手権和歌山大会は大会8日目の19日、和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で2回戦1試合と3回戦2試合があり、第1試合で那賀が耐久を3―2で下し、接戦を制して3回戦に駒を進めた。これでベスト16が全て出そろった。
◇2回戦
那賀 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 |
耐久 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
〔那〕木村、山路―芝山〔耐〕林―上平▽本塁打=近藤(耐)▽3塁打=池田(那)▽2塁打=橋本進(那)
那賀が持ち前の粘り強さを見せ、接戦を制した。
1点を追う9回表、1死から2本の単打と四球で満塁と攻め、代打の橋本進が左越えに2塁打を放ち、2点を奪って逆転した。投げては先発の木村が低めに集める丁寧な投球を披露。2番手の山路も好投でつなぎ、耐久打線を2点に抑えた。
津監督は「厳しい試合だった。木村、山路の3年生投手が意地で勝ってくれた。次の試合も全員野球で向かっていきたい」と話した。