窪木さん優勝 国体リハ大会自転車

 「紀の国わかやま国体」自転車ロードレースのリハーサル大会「第49回全国都道府県対抗自転車競技大会」の個人ロードレースが24日、印南町であり、窪木一茂選手(25、県教育庁)が優勝。ことしの長崎国体、来年の和歌山国体へ大きな弾みをつけた。

 レースは男女104人が出場。同町の県道や広域農道「黒潮フルーツライン」を使った1周15・8㌔のコースで行われ、男子は6周94・8㌔、女子は3周47・4㌔でタイムを競った。窪木さんは2時間45分32秒で優勝を果たした。

 窪木選手は福島県出身。昨年の東京国体でも優勝しており、来年に向けてさらに活躍が期待される。

 出発式では、裏勝己町長が「全国から集まった選手、関係者の皆さんを熱烈歓迎します。素晴らしいコースが待っていますので、日ごろの練習の成果を思う存分発揮してください」とあいさつ。沿道では、地元住民が猛スピードで勢いよく走り抜けていく選手たちを手旗を振って応援した。

 25、26日には和歌山市内の和歌山競輪場でトラックレースが行われる。