【AR】マリーナで情熱のフラメンコ
和歌山フラメンコ協会、フラメンコアカデミア「ラ・ダンサアンダルシア」が主催する「フラメンコの祭典」が12日、和歌山市毛見の和歌山マリーナシティ内のテーマパーク「ポルトヨーロッパ」で開かれた。90人の会員たちが参加し、色鮮やかな衣装に身を包み情熱的な踊りを披露。観客を魅了した。
スペインの祭り「フェリア・デ・セビジャーナス」を再現し、同施設の噴水広場前で華やかに舞った後、インターナショナルシアターに場所を移し、「アンダルシアの夢」と題して、フラメンコアカデミアの研究生たちの発表会を開いた。
研究生たちは、フラメンコギターの旋律と「カンテ」と呼ばれる歌に乗り、速く複雑な手拍子とステップでリズムを刻み、喜びや悲しみなど表情豊かに舞った。森久美子代表は「年に一回、日頃の成果を発揮できる素晴らしい祭典。15年目を迎える来年に向けてさらに頑張っていきたい」と話していた。