信頼の絆強く 和歌山伏虎LC50周年
ことし結成50周年を迎えた和歌山伏虎ライオンズクラブ(LC、坂本日出男会長)の記念式典が9日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で行われ、会員、来賓ら約80人が出席し、節目の年を祝った。
同クラブは昭和39年5月、和歌山葵LCのスポンサーにより和歌山で5番目のクラブとして結成。以来、吉宗像を使ったライフジャケット着用推進の啓発活動や献血など、さまざまな地域貢献活動を行っている。
坂本会長は、50年の歴史を築いてきた先輩会員に敬意と感謝の意を表し、「この良き伝統を守りながら、メンバー相互の信頼の絆をより一層強くし、地域社会に密着した奉仕活動に誠心誠意、努力していく」とあいさつした。
来賓の仁坂吉伸知事はLC国際協会・プレストン会長の言葉「誇りを高める」を引用し、「誠実に一生懸命仕事し、成功してもおごることなく困っている人を助ける。そういう美学は誇りから生まれ、その誇りはLCの一員だというところから出てくる。50年の歴史は皆さんの誇りの元だ」と祝辞を述べた。
50周年記念事業として、県障害者スポーツ協会(会長=仁坂知事)にレース用車椅子4台、NPO法人砂山バンマツリ(樫原雅忠代表理事)に発電機1台を贈り、坂本会長がそれぞれに目録を手渡した。