夢の花園へ決意 近大付高ラグビー
創部27年目で初の全国大会出場を決めた、近畿大学付属和歌山高校ラグビー部(山本謙三部長)の壮行会が15日、同校体育館で開かれ、部員は生徒約1100人や教員の前で活躍を誓った。
同部は県大会で県立和歌山工業高校と対戦し、19―19で両校優勝となり、抽選で全国への切符を手にした。近鉄花園ラグビー場(大阪府)を会場に今月28日、富山県代表で初出場の高岡第一高校と初戦を迎える。
壮行会では、山崎宏校長が「全国のレベルは高いが、良い経験になる。ラグビー部の新たなステップアップへ」。生徒会長の村上拓也君(2年)が「血もにじむ思いで練習したからこそ。悔いの残らない試合をしてきて」と激励。ラグビー部の河内映樹主将(17)は「ラグビーの夢の舞台『花園』で練習の成果を出してくるので応援よろしくお願いします」と健闘を誓った。
初戦は午前11時20分にキックオフ。共に優勝した和工の分まで頑張りたいと力を込める河内主将。「どこにも負けないディフェンスで、油断せず、1回戦から全力で戦う」と意気込んでいる。
ラグビー部メンバーは次の皆さん。
監督=田中大仁▽主将=河内映樹▽副主将=山﨑有祐、福嶋弘太郎▽選手=唐門佑、岡本慎矢、美﨑正次、早田将貴、宇恵大樹、山井崇史、栗山宙、奥野夏伎、宮垣慎太郎、赤井善則、宮内滉貴、河内谷誠真、戸越用、舩越海、堀越大生、射手谷剛、河野雄、小泉翔太郎、永木淳也、濵賢侑、唐門伶▽マネジャー=加藤貴子、西原智子、秋山水月、三尾彩華