「加太のお魚を食べるツアー」が好評
港町、和歌山市加太の生け魚を好みの調理法で味わってもらおうと、「和歌山・加太のお魚を食べるツアー」が7日、加太で開かれ、県内や大阪から参加した30人が新鮮な海の幸を堪能した。
加太観光協会(利光伸彦会長)主催のツアーで、おととし12月に続いて2回目。観光庁「観光地ビジネス創出の総合支援」事業。
淡嶋神社前の「加太おさかな創庫」に集合した参加者は、お得な浜値(魚市場での取引価格)でとれたてのタイやヒラメ、サザエなどを購入。買った魚はすぐにプロが「生け〆」し、最もおいしい状態の魚を旅館の料理人が煮物、焼き物、生き作りなどオーダー通りに仕上げた。
食事までの合間には加太を散策し、旅館で入浴サービスもあった。参加者からは「漁師の魚さばきが丁寧で感動した」「また友達を連れて来たい」と大好評。利光会長(48)は「加太の生け魚を使った素晴らしさを広め、インバウンドの外国人の方にも喜んでもらえるツアーを開催していきたい」と話している。