柔道成年男子が準優勝 決勝で埼玉に惜敗

 柔道は最終日の5日、和歌山市手平の和歌山ビッグウエーブで行われ、成年男子決勝に県代表が進出。1―3で埼玉に敗れたものの、準優勝と健闘した。

 この日の県代表は、3回戦で神奈川に5―0、続く強豪の東京に1―1(代表戦判定勝ち)で勝って勢いに乗ると、準決勝の福岡戦は、次鋒の六郷雄平(24)=了德寺学園和歌山出張所=が袖釣込腰で一本、副将の・井洋平(33)=エコマネジメント㈱=が大内刈で一本など4―1で下し、決勝に駒を進めた。

 決勝では、先鋒の川端龍(25)=了德寺学園和歌山出張所=が引き分け、次鋒の六郷が優勢勝ちで健闘したが、中堅の中条文弥(25)=熊野高校教員=ら続く3選手が一本を取られる苦しい展開で優勝を逃した。

 大将を務めた土井健史(23)=ダイコロ㈱=は「良い仲間たちと地元の応援のおかげで決勝まで残れました。悔いはありません」と笑顔を見せた。

試合後に爽やかな笑顔を見せた県代表

試合後に爽やかな笑顔を見せた県代表