ダイバーサンタに歓声 自然博の水槽清掃
〝ダイバーサンタ〟が水槽清掃!――。県立自然博物館(海南市船尾)で13日、大水槽「黒潮の海」の清掃作業が公開された。職員がサンタクロースに扮(ふん)するなど集まった子どもたちを喜ばせた。今月20日にもサンタクロース姿での清掃が見られる。
同館では平成9年から潜水清掃作業を一般公開しており、ことしで19年目。より同館を身近に感じてもらおうと同12年からサンタ姿で行っている。
この日だけで県内外から約1000人が来館。水槽前広場は子どもたちであふれ、カウントダウンでサンタ姿の職員が潜水すると「わー!」と拍手。ロウニンアジやギンガメアジ、ホシエイなどの約20種の魚と共に泳ぎながら水槽をきれいにするサンタに手を振ったり、記念写真を撮ったりして楽しんでいた。
大阪府阪南市から家族で訪れた原向日葵さん(8)は「学校の日記の宿題でいい思い出が書けそう」、弟の大和君(4)は「水槽にジャポンて入るのが楽しかった」と笑顔いっぱいだった。
20日は午前11時~、午後2時~の2回。サンタ登場時間はともに1時間程度。問い合わせは同館(℡073・483・1777)。