貴志川線支援予算など可決 12月県議会閉会

県議会12月定例会は18日、約15億1600万円を増額する平成27年度一般会計補正予算案など35議案を原案通り可決して閉会した。

補正予算には、日本・トルコ合作映画「海難1890」を県内の全高校生に観賞してもらう事業、和歌山電鐵貴志川線の設備更新などを支援する債務負担行為などを盛り込んだ。

この他、26年度歳入歳出決算認定など決算案件2議案を認定。河川堤防強化に必要な財源確保を求めるものなど5件の意見書案を可決。請願は県動物愛護条例の一部改正を行わないことを求める1件を継続審査とした。