おおさか維新が候補擁立か 衆参選にらみ
国政政党「おおさか維新の会」の井上英孝選対本部長補佐(衆院議員)が2月28日、和歌山市を訪れ、和歌山維新の会の林隆一、山野麻衣子両市議と意見交換。維新の党をめぐる分裂騒動に対して詫び、今夏の参院選と次期衆院選の候補者擁立に向け、優秀な人材の発掘を要請した。
約1時間にわたる会合の後、取材に応じた井上選対本部長補佐は「夏の参院選、次期衆院選に向けて、政党である以上は戦いたい。和歌山にも良い人材がいれば両氏と相談しながら準備を進めたい」と述べた。
党本部では29日まで候補者を公募。現時点でまだ具体的な名前は挙がっていないが、3月26日に開かれる党大会までに、候補者擁立を目指す意向を示した。
また、県総支部設立に向けては「書類申請の手続きを進め、一日でも早く組織を固めていただきたい」と早急な設立を求めた。