綾野剛を呼ぼうキャンペ ジストシネマ上位
人気俳優の綾野剛を和歌山に呼ぼう――。インターネット投票で全国1位の映画館になれば、綾野剛が、主演する新作映画『日本で一番悪い奴ら』(製作=同作製作委員会、25日公開)の舞台あいさつでその映画館を訪れる企画が19日まで展開されている。和歌山市松江のジストシネマ和歌山が全国105館中2位(10日正午現在)と健闘しており、同館は「多くの人に投票してもらい綾野剛さんに和歌山に来てもらいましょう」と呼び掛けている。
同作は、日本警察史上最大の不祥事と呼ばれる実際の事件をモチーフにした物語。裏社会のスパイを率いる警察官を綾野が演じる。
今回の企画は「日本で一番!映画館自慢キャンペーン」。各劇場の自慢に対し、映画のタイトルにちなんだ「悪いいね!」ボタンをクリックして投票する。ジストシネマ和歌山の自慢は「日本で一番ポテトが売れる劇場」。他県の映画館ではポップコーンが定番化しているが、同館は、一度食べるとやみつきになるポテトが圧倒的人気で、県民には「ジストシネマのポテトおいしい」と定着しているという。
県外の参加劇場の自慢は、「日本で一番変装に力を入れすぎる支配人のいる劇場」「日本で一番強いボクサーがいる劇場」「珍しいロビーに『ミュージアム』のある劇場」など多種多様。投票は残り10日を切り、ジストシネマ和歌山の得票がどれだけ伸びるかが注目される。
投票は1端末につき、一日1回まで。