本町小跡地に大学誘致を 地元自治会が要望

平成29年4月に開校する和歌山市立伏虎義務教育学校に関連し、統合により廃校となる市立本町小学校の跡地利用について、本町連合自治会(野間良美会長代行)は23日、市役所を訪れ、大学誘致の実現を尾花正啓市長に要望した。

同連合会は、ことし6月、単位自治会長と小学校関係者でつくる本町小学校跡地利用検討委員会を発足させ、4回の協議を重ねてきた。

要望書によると、「本町小学校と(隣接の本町)公園の跡地が『学の拠点』として生まれ変わり、若々しいエネルギーを持つ学生たちが集うことで商学連携によるまちづくりが進み、和歌山市全体のまちなか回帰への起爆剤となることを期待しております」としている。

訪問では、21日の市議会総務委員会で明らかにされた和歌山信愛女学院の4年制大学の誘致計画に賛同する意思を示し、早期の開校を尾花市長に要望した。訪問を終えた野間会長代行は「4年制大学が誘致されれば、たくさんの若者が増えるので期待している」と話していた。

尾花市長を訪問した野間会長代行㊧ら

尾花市長を訪問した野間会長代行㊧ら