時代衣装貸し出しに新作 和歌山城で体験

徳川吉宗の8代将軍就任300年を記念して、和歌山市の和歌山城で25日、記念イベント「和歌山城で忍者修行!~変装の術~」が開かれ、新作の貸し出し時代衣装がお披露目された。

これまでの忍者の衣装の他、殿や姫、腰元、侍の衣装が加わった。殿の衣装を着て登場した尾花正啓市長は「江戸時代にタイムスリップしたような気持ちで、和歌山城を歩いて楽しんでほしい」と利用を呼び掛けた。

会場では、音楽ライブの他、大正琴の演奏、吉宗の生涯を紹介した紙芝居「吉宗公物語」なども披露された。吉宗が天文観察に興味を示していたことにちなみ、みさと天文台友の会による観察イベントもあった。

衣装貸し出しの問い合わせは城プロジェクト事務局(℡080・1437・4171)。

新作の殿の衣装で利用を呼び掛けた尾花市長㊧ら

新作の殿の衣装で利用を呼び掛けた尾花市長㊧ら