テーブルコーディネート展 13日まで龍門
食卓を彩るテーブルコーディネートの作品展「テーブル∞おしゃべり」が11日、和歌山市湊通丁北のホテルアバローム紀の国ギャラリー龍門で始まった。
13日まで。同市栗栖のスタジオラディッシュ(中村茂子主宰)が、25周年の記念作品展として開催。展覧会は5年ぶりとなる。
テーブルコーディネートとは、食器やクロス、小物や生花などを配置した、食を楽しむための空間ディスプレー。春夏秋冬をテーマに「春のガーデンパーティー」「浜辺のウエディング」など、35人の生徒がアレンジした8テーブルを展示している。
このうち、ブライダル向けの「迎春」のテーブルでは、赤色のしめ縄や帯、爽やかな白やグリーンの花々で2人の幸せを祝い、「深まりゆく秋色に乾杯」では、ダリアなど大ぶりの花、ワインやグラスなどを配置して豪華な食卓になっている。
テーブルだけでなく、壁面にもパッチワークやプリザーブドフラワーなどを飾り、空間全体を演出。訪れた同市の糟谷安美さん(51)は「迎春の作品が特に素敵。アイデア一つで、季節感を取り入れられるんですね」と見入り、中村さん(75)は「生徒さんの成長が大きな喜び。各テーブルでどんなおしゃべりが聞こえてくるか、想像しながら楽しんでもらえるとうれしいです」と話している。
午前10時から午後7時(最終日は5時)まで。