足立衛Qコンサート 県書道資料館25周年
県書道資料館(和歌山市西汀丁)の開館25周年を記念した音楽会「足立衛クインテットスタンダードジャズライブ」が19日、同館2階大ホールで開かれる。
出演は、関西を代表するジャズプレーヤーの足立衛さん(アルトサックス)をはじめ、鎌田恵さん(ピアノ)、中山良一さん(ベース)、宮本良治さん(ドラム)、斉藤歌奈さん(ビブラフォン)。ゲストに歌手のアコ・タイラーさんを迎え、スタンダードジャズを中心にしたプログラム。
10年ぶりの音楽会開催に、同館では「秋の夕べにふさわしい、優雅なひとときを心ゆくまでお楽しみください」と来場を呼び掛けている。
足立さんは14歳で大阪フィルハーモニーのクラリネット奏者・川崎良一氏に師事。後にジャズに転向し、昭和46年から21年間、関西のビッグバンドである北野タダオとアロージャズオーケストラに在籍した。平成17年には念願だった池田市民文化会館を本拠地とするアゼリアジャズオーケストラを発足し、数々のコンサートを開催。関西ジャズ協会の理事として関西のジャズ文化発展に力を注いでいる。
昼の部(午後3時~)、夜の部(6時~)がある。チケットは3500円(税込み)。問い合わせは同館(℡073・433・7272)。