地場産業や文化「じまん展」 下津図書館
海南の地場産業や文化を知ってもらおうと、海南市立下津図書館(宮尾英作館長)は3月末まで、書籍と合わせて漆器作品などを展示する「海南市のじまん展示」を行っている。
海南の歴史や地場産業について書かれている書籍約30冊に加えて、うるわし館(船尾)の協力を得て、漆器の茶わんや蒔絵(まきえ)の盆の作品を展示。
また、平成22年に庭園が国の名勝、建造物が重要文化財に指定された「温山荘園」(船尾)の造園者、新田長次郎(1857~1936)の功績も紹介している。
この他、シラスを取り扱う店が一目で分かるマップや、黒江のまち並みを紹介しているガイドブックなどのツールも並んでいる。
問い合わせは同館(℡073・492・4489)まで。