ベニー愛のスロープ設置 お城の動物園熊舎

和歌山市の和歌山公園動物園で、クマのベニー(雌、推定23歳)の熊舎の砂場に、バリアフリーのスロープが設置され、飼育員らのベニー愛あふれるプレゼントとなっている。

ベニーは人間の年齢に換算すると90歳を超える高齢。前回は熊舎内にベンチを設置したが、重い体には不向きだったのか、登ったり、座ったりする姿が見られることはなかったという。今回、飼育員が機転を利かせてベンチの木材をリメイクした。

市和歌山城整備企画課は「砂場は日陰になるので、暑い夏に向けて、スロープで安全に砂場に下りてほしいですね」と話していた。

砂場で体を休めるベニーと設置されたスロープ

砂場で体を休めるベニーと設置されたスロープ