ポスト配分のバランス要望 県議会4会派

県議会で14日、最大会派の自民が常任・特別委員会の委員長など主要ポストをほぼ独占している現状に対して、改新クラブ、公明、共産、無所属議員の会の4会派が、議員数に応じたバランスの取れた配分とするよう自民に要望した。

県議会(定数42)の会派構成は自民30▽改新ク5▽公明3▽共産2▽無所属1――となっており、平成23年以降、六つある常任委員長ポストのうち五つを自民が占め、四つの特別委員長ポストも全て自民となっている。

また、正副議長や2人の監査委員も、自民所属の議員が原則1年交代で就任してきた。

今回の要望を受け、開会中の6月定例会で議会改革検討委員会を開き、全会派がポスト配分について議論することで合意した。

毎年、6月定例会で各委員会の構成を改めるのが慣例となっており、今回の変更では従来と同じく、自民が委員長ポストをほぼ独占することになった。

新しい各委員会の正副委員長は7面に掲載。