中家氏、須藤氏の一騎打ち JA全中会長選
任期満了に伴う全国農業協同組合中央会(JA全中)の会長選挙の立候補受け付けが締め切られ、JA和歌山中央会の中家徹会長(67)とJA東京中央会の須藤正敏会長(69)による一騎打ちとなることが決まった。
22日には東京都内で所信説明会が開かれ、中家、須藤両氏が出席し、支持を訴える。
投票は、全国各地域の単位農協の組合長ら代議員約250人により、22日から7月5日まで郵送で実施。即日開票の後、8月10日のJA全中臨時総会で新会長が選任される。
中家氏は、平成16年にJA紀南代表理事組合長に就任し、JA和歌山中央会・連合会副会長などを経て24年6月から同会長。26年8月から1年間、JA全中副会長を務め、27年8月から全中理事。全中会長選への挑戦は、接戦の末に敗れた27年の前回に続き2回目となる。
須藤氏は、平成20年にJA東京むさし代表理事組合長に就任し、JA東京中央会副会長などを経て26年6月から同会長。27年8月からJA全中代表監事を務めている。