くまモン感謝の来県 熊本地震被災地支援で
熊本県の営業部長兼しあわせ部長を務める人気のゆるキャラ「くまモン」が16日に和歌山県庁を訪れ、昨年4月に発生した熊本地震の被災地への支援に感謝を示した。
くまモンは平成23年の九州新幹線全線開業をきっかけに生まれ、全国各地で熊本をPRしている。被災地支援への感謝を伝える「くまもとから感謝をプロジェクト!」で来県した。
和歌山県内からは、地震発生直後からDMAT(災害派遣医療チーム)をはじめ2379人が被災地に派遣された他、義援金やアルファ化米なども届けられた。
くまモンは下宏副知事を訪ね名刺を交換した他、熊本産のサツマイモ「シルクスイート」を贈呈。和歌山県PRキャラクターのきいちゃんとも交流した。
熊本県大阪事務所の小田善太参事は「力強く温かいご支援が勇気と生きる力を与えてくれた」と感謝し、下副知事は「復旧・復興はすぐに進まないが、一日も早く元の姿に戻ることをお祈りしている」と話した。