県外の女性が満喫 紀の川市企画のフルーツ旅
元東大教員で〝体を張るフルーツ活動家〟の中野瑞樹さんと巡る、和歌山県紀の川市の企画「中野瑞樹先生と行く! フルーツ旅」が、同市貴志川町の和歌山電鐡貴志駅発着で行われ、参加した大阪府と奈良県在住の女性14人が市内各所を巡りながらフルーツの魅力にふれた。
ことし10月30日に大阪で開いた「トラベルガールズフェスタ2017」で、市のセミナーを受講した中から参加者を募集。約70人の応募から20~40代の14人が当選した。
ツアーではかんきつをはじめさまざまなフルーツの生産、加工などを展開する「観音山フルーツガーデン」(有限会社柑香園、児玉典男代表取締役会長)を訪問した。参加者は美容効果があるとされるミカンの皮を浮かべた足湯を体験。ミカン150個分を使用し、中野さんと会話を弾ませながら楽しんでいた。その後、同社の研修施設「スカイサイト」に移動してバーベキュー。ミカンを片手に中野さんの発声で乾杯し、あら川の桃を使用した焼き肉のたれで肉などを味わった。
会場にはパイナップルやグレープフルーツでクリスマスツリーをかたどった見応えたっぷりのフルーツも並び、参加した女性は「時間が足りない!」などとフルーツ盛りだくさんの旅を満喫していた。
またオークワオーストリート紀の川井阪店では、おいしいフルーツの見分け方を学習。その後めっけもん広場を訪れ、学んだ見分け方を実践しながら買い物を楽しんだ。