和歌の浦の日本遺産認定記念シンポ 27日

 日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」の認定を記念し、和歌の浦日本遺産活用推進協議会は27日午後1時半から、和歌山市和歌浦南の和歌の浦アート・キューブで日本遺産と観光振興をテーマにしたシンポジウムを開く。また「絶景の宝庫 和歌の浦」のストーリーに関わる写真を公募し、シンポジウムの会場で「和歌の浦百景」としてパネル展示する。

 和歌の浦の歴史的な魅力を発信しようと開催。基調講演では、筑波大学教授で日本遺産認定審査委員会委員長の稲葉信子さんが「日本遺産を活用した観光振興のモデル」をテーマに講演。「日本遺産『絶景の宝庫』和歌の浦の観光資源としての可能性」をテーマにしたパネルディスカッションもあり、尾花正啓和歌山市長、神出政巳海南市長、村瀬憲夫近畿大学名誉教授、和歌の浦観光協会の坂口宗徳会長、同協議会会長で県商工観光労働部の山西毅治部長がパネリストとして意見を交わす。

 参加希望者は17日までにファクスかメールで、和歌山放送内「日本遺産シンポジウム事務局」(FAX073・428・0960、メールnihonisan@wbs.co.jp)へ申し込む。問い合わせは県観光振興課内事務局(℡073・441・2424)。

 また同協議会では会場で展示する、和歌の浦を写した写真を募集している。応募作品は日本遺産のPRに使われる。

 募集するテーマは「和歌浦十景」(干潟や名草山、片男波など)の景色、「絶景の宝庫 和歌の浦」の歴史遺産・自然の景色・人々の営みの4部門。

 一人5点まで応募可能。応募多数の場合は展示作品を同協議会事務局で選定。応募は郵送(プリント・デジタルデータ)かメールで受け付ける。19日必着。送付先は㈱西本「和歌の浦百景」写真募集係(〒641―0051和歌山市西高松1丁目3の1、℡073・422・0860、FAX073・424・4007、info@c-nisimoto.co.jp)。

 問い合わせは市文化振興課(℡073・435・1194)。

日本遺産に認定された和歌の浦(県提供)

日本遺産に認定された和歌の浦(県提供)