がん検診で早期発見を 16日討論&演奏会

 和歌山東南ロータリークラブ(鯨拓也会長)は16日午後6時半から、和歌山県和歌山市の県民文化会館小ホールで、「がん検診啓発とチャリティーこころのコンサート~今つなぐ『いのち』のバトン~」を開く。

 がんの早期発見・早期治療の重要性を伝えるとともに、音楽を通じた患者やその家族への心のケアを目的に開催。

 入場無料だが参加券が必要(同クラブ事務局で配布)。パネルディスカッションと演奏会の2部制。1部は「早期発見早期治療の促進」「がんとタバコの関係について」をテーマに意見交換する。ナビゲーターは谷野裕一さん(神戸大学医学部付属病院乳腺内分泌外科特命准教授)。パネリストに山本信之さん(県立医大呼吸器内科・腫瘍内科教授)を迎え、がん患者らも参加する。

 2部は「音奏人(かなでびと)」による演奏会で「『クラシック&ジャズ』こころのコンサート~今つなぐ『いのち』のバトン~」を届ける。

 同クラブでは「音楽は心の薬でもあり、人と人をつなぐ架け橋にもなります。心身ともに癒やされる時間を共有し、「いのち」の大切さを皆さまと一緒につなぐ機会になれば」と来場を呼び掛けてている。

 この他、会場でも展示でがん検診の重要性を呼び掛け、寄付への協力を募る。集まった寄付金は乳がんの臨床研究などに取り組む施設に寄付する。

 詳しい内容など問い合わせは同クラブ(℡073・423・3666)。