和歌山大学とスポーツ　紀州研で企画展

　和歌山大学の体育会について紹介する企画展「和歌山大学とスポーツ」が、和歌山県和歌山市栄谷の同大紀州経済史文化史研究所展示室で開かれている。３月２３日まで。

　同研究所が、現役学生の活躍やさまざまな部活の歴史を知ってもらおうと企画した。

　会場には、昨年６月の全日本大学野球選手権に初出場を果たした硬式野球部や、９月の全日本アルティメット選手権で１７位だったフライングディスク部など、本年度優れた成績を残した部活や学生を紹介するポスター、経済学部の前身に当たる高等商業学校時代の活動写真を展示。その他、滋賀大学との間で毎年行われている定期戦「和滋戦」の映像が放映され、卒業記念アルバムや大会で獲得した優勝カップも並ぶ。

　企画した同研究所の吉村旭輝特任准教授は「卒業アルバムを見ることでユニホームが時代と共に変化してきたことが分かる」とし、高商時代の馬術部については「どこで練習をしていたのかなど分からないことが多く、想像力をかき立てられる」と話していた。

　入場無料。午前１０時半～午後４時。土・日曜、祝日と図書館の閉館日は閉館。問い合わせは同研究所（℡０７３・４５７・７８９１）。

展示を紹介する吉村准教授