田屋工区1・6㌔を供用へ 20日西脇山口線

和歌山県和歌山市北部地域を東西に連絡する都市計画道路西脇山口線の田屋工区が20日午後3時、供用開始される。

同線は国道24号の北、紀の川右岸地域を東西に走る約16・8㌔の都市計画道路で、これまでに約13・9㌔が完成。今回供用となる田屋工区は、市道直川45号線から県道紀伊停車場田井ノ瀬線に至る約1・6㌔の区間で、周辺道路の渋滞緩和などを目的に2012年度から整備を進めてきた。幅員20㍍の4車線道路で、2・5㍍の歩道を両側に有する。事業費は約40億円。

同区間の供用により、並行する粉河加太線や国道24号など周辺道路の渋滞が緩和され、安全な歩行空間が確保されると期待されている。供用後の路線名は「主要地方道粉河加太線」となる。