467人17団体が受章 県消防功労者表彰

 長年にわたり消防や防災の活動に従事した和歌山県内の消防職員や消防団員を表彰する2017年度の県消防功労者定例表彰式が23日、和歌山市小松原通の県民文化会館で行われ、467人17団体が表彰された。

 県と公益財団法人県消防協会が毎年実施。本年度の受章者の内訳は叙位・叙勲42人、県知事表彰3団体67人、県知事感謝状贈呈9人、県消防協会総裁表彰10団体110人、消防庁長官表彰伝達1団体49人、日本消防協会会長表彰伝達3団体231人、日本防火・防災協会会長表彰伝達2団体1人。

 当日は来賓や受章者、消防関係者ら約250人が出席。式の冒頭で殉職消防職団員に黙とうを捧げた後、各表彰の代表者が仁坂吉伸知事らから賞状や表彰旗などを受け取った。

 仁坂知事は「今後も培われた技量や知識を発揮され、地域防災の要として和歌山を支えてほしい」と式辞。受章者を代表して田辺市消防団の岩間秀幸団長が「住民の生命、財産を守るという消防の基本理念に立ち返り、消防任務の達成にまい進したい」とあいさつした。

賞状を受け取る受章者

賞状を受け取る受章者