子どもの成長願って 天守閣にこいのぼり
5月5日の「こどもの日」を前に、和歌山県和歌山市の和歌山城天守閣で19日、子どもたちの成長と健康を願う恒例のこいのぼりの掲揚が行われ、城北保育所(寺西多喜子所長)の年長児25人が参加した。
園児らは力を合わせて網を引き、天守閣中庭のポール(高さ14㍍)にこいのぼりを揚げた。空を泳ぐ姿に、園児たちは万歳をして喜び、童謡「こいのぼり」を大きな声で歌った。
杉山圭吾君(5)は「こいのぼりが泳いでるところがかわいい。黒のこいのぼりが大きいから大好きです」と笑顔だった。
1970年から実施し、ことしで49回目。こいのぼりの大きさは、吹き流しとまごいが7㍍、ひごいが6㍍、こごいが5㍍。掲揚は5月5日まで行われる。