きらめく光の芸術 ステンドグラス作品展
和歌山県和歌山市のステンドグラス作家・石橋幸男さん(81)と教室生の作品展が18日、同市北出島の県勤労福祉会館プラザホープで始まった。20日まで。
約20人が花や動物、風景や風物詩などをモチーフに制作した90点近くが並び、訪れた人は、色鮮やかなガラスが生み出す幻想的な雰囲気を楽しんでいる。
ステンドグラス作品は、さまざまな種類のガラスを切り、はんだ付けして制作。5㍉~7㍉の大きさの花びら約700ピースを組み合わせて仕上げたランプなど、細やかな模様の作品もある。
立体感のあるウクレレや、アロハシャツの作品を出品している阪上求美さんは「作業工程も多く根気が要りますが、ピースをつなぎ合わせる作業は、ジグソーパズルのようで楽しいです」とにっこり。
石橋さんは「20年以上創作している人も多く、あまり他にはないデザインでいかに手間のかかるものを作れるか考えています。光を通すと、全く違った表情を見せるステンドグラスの魅力を味わっていただければ」と話している。
午前10時から午後5時(最終日は3時)まで。問い合わせは同所(℡073・425・3335)。