地元愛好家の絵画展 きのくに信金桃山支店
和歌山県紀の川市桃山町元のきのくに信用金庫桃山支店は、地元の絵画愛好家らが描いた作品を店内に展示している。
展示するようになったのは5年前ほどからで、桃山地区で絵画教室を開いている村垣江美さんの作品を飾ったことをきっかけに、教室に通う生徒らの作品も飾るようになり、作品を通して住民らが交流する場となった。展示される絵の中には地元名産の桃を描いた作品も多い。
現在は姫路城や富士山、地元の桃畑などを描いたパステル画12点を展示している。新しい作品が完成した際に作品の入れ替えをしており、現在の展示は8月ごろまで行う予定。
出展者は桃農家が多く、展示や入れ替えなどは出展者本人が行う。作品を見に支店を訪れる出展者の知り合いも多く、来店者と職員がコミュニケーションを深めることにもつながっているという。
同支店の大岩孝明シニアマネージャー(60)は「絵を飾ることで店内が華やかになり、お客さまにとっても待ち時間の和みになると思います」と話している。