死傷者数増え1116人 17年労働災害発生状況
和歌山労働局は2017年の労働災害発生状況を発表。死亡災害は減少したものの、死傷災害(休業4日以上)全体は1116人と前年に比べ43人増加した。
業種別では製造業が276人と最も多く、次いで保健衛生業(143人)、建設業(130人)、運輸交通業(129人)と続いた。事故別では、「墜落・転落」が231人、「転倒」229人、「動作の反動」137人の順に多くなっている。同局によると、介護施設で働く介助者の腰痛が近年増えているという。
死亡者数は9人、うち6人は経験5年未満で、経験の浅い若い労働者の死亡災害が目立っている。