25人の功績たたえ 18年和歌山市自治功労章

 自治行政に対して功績があった人に和歌山市が贈る2018年度自治功労章の贈呈式が5日、同市のダイワロイネットホテル和歌山で開かれ、受章者25人に尾花正啓市長から賞状が贈られた。

 毎年和歌山市の開市記念日に実施。長年市議会議員や民生委員、消防団長などの職に就いていた人、200万円以上の寄付をした人に贈られる。これまでの功労者のうちことし80歳、90歳、100歳になる長寿記念該当者97人にも記念品が贈られた。

 尾花市長は「少子高齢化が進む中、地域コミュニティーと安心して暮らせる社会づくりには行政と住民に近い自治会や各団体が共に支えあうことが必要不可欠。皆さんの功績が後進の道しるべになる」とあいさつ。市議会の松井紀博議長は「功績に敬意と感謝を表したい。これからも誇るべき郷土と愛すべき市のために支援をお願いしたい」と祝辞を述べた。

 受章者を代表して、地域安全推進員会和佐地区会長の木村静也さんが「これまでの経験を生かして、市の発展、住民福祉向上のためにこ和歌山市のれからもできる限り努力していきたい」と喜びと決意を語った。

 本年度の受章者は次の皆さん。

 浅井瑛介(寄付)▽有本博志(民生委員児童委員)▽石谷秀子(更生保護女性会会長)▽上村明宏(寄付)▽太田晋輔(民生委員児童委員・自治会会長)▽大谷美澄(自治会会長)▽大家俊勝(民生委員児童委員)▽奥田進(地域安全推進員会地区会長)▽木村静也(同)▽小西健之(自治会会長)▽小林邦多(同)▽鈴木憲昭(民生委員児童委員)▽塚本治雄(寄付)▽角田明治(地区社会福祉協議会会長)▽西親(人権委員会会長・自治会会長)▽西廣房治(寄付)▽沼野謙藏(自治会会長)▽畑村勝(交通指導員地区会長)▽東田明士(防火委員会会長)▽堀井常道(民生委員児童委員)▽前島五十昭(自治会会長)▽南川勝子(民生委員児童委員)▽宮本英行(同)▽山西陽裕(人権擁護委員)▽山本正美(自治会会長)

尾花市長から賞状を受け取る受章者

尾花市長から賞状を受け取る受章者