智弁3試合連続コールド 高校野球11日目

第100回全国高校野球選手権記念和歌山大会は11日目の22日、準々決勝2試合が行われ、第2試合は智弁和歌山が日高に16―0で3試合連続のコールド勝ち。2年連続のベスト4進出を決めた。

【準々決勝】

智弁和歌山 3 5 4 4 0 16
日高 0 0 0 0 0 0

(5回コールド)

〔智〕小堀、池田泰、小林―東妻〔日〕楠山、田中、湯川史―西▽本塁打=冨田(智)▽3塁打=根来(智)▽2塁打=文元、冨田(智)

智弁は1回表、2死1塁から文元が左中間に適時2塁打を放ち1点を先制すると、根来にも中堅への適時打が飛び出し計3点を挙げた。2回表には相手の失策や冨田の右前適時打、黒川の左犠飛、根来の適時3塁打などで5点を追加。3回表には2死満塁から冨田が左翼へ満塁本塁打を放ち、相手を突き放した。

投手陣は、先発した小堀が3回を2安打無失点に抑えて試合をつくると、4回からは池田泰と小林の両1年生が1回ずつを投げ、相手打線に得点を許さなかった。

髙嶋監督は「林の後を打つ4、5番がよく打ち、相手のエラーももらいながら得点できた。小堀もまずまずの投球をしてくれた」。文元主将は「全員がつなぐ意識を持って初回からしっかり得点できた。ここまで来たら相手はどこも良いチームばかり。気を引き締めて戦いたい」と話した。

2回表2死1、3塁、黒川の左犠飛で文元が7点目のホームイン(智弁)

2回表2死1、3塁、黒川の左犠飛で文元が7点目のホームイン(智弁)