球児の夏100回を紹介 スポーツ伝承館
和歌山市本町のフォルテワジマ3階「わかやまスポーツ伝承館」で27日まで、高校球児が残した試合の記録などを紹介する企画展「和歌山から甲子園へ~語り継ぐ100回の夏~」が開かれている。
全国高校野球選手権大会の第100回を記念した企画で、高校野球の魅力を発信することを目的に開催。会場には和歌山大会を含む写真パネル約100枚や夏の甲子園に出場した高校の優勝盾、メダル、試合で使ったグラブやバットなどを展示。県の代表校が甲子園で激闘を演じた帝京(対智弁和歌山、2006年)や星稜(対箕島、1979年)といった対戦校のユニホームも写真とともに展示している。
また来館者が高校野球の思い出や球児への応援メッセージを寄せるボードも設置しており、新調前の和歌山大会優勝旗を持って記念撮影もできる。
江川哲二館長(55)は「高校野球の歴史を知ってもらえる機会になれば」と話している。
開館時間は午前10時から午後7時まで。最終入館は6時半。無料。問い合わせは同伝承館(℡073・423・2215)。