岩本君、中内君が優勝 カラテドリームフェス
東京都で開かれた「カラテドリームフェスティバル2018国際大会」で、紀伊小学校5年の岩本佑生君(11)が型・小学5年生の部、岩出中学校2年の中内功大君(14)が同・中学生の部でそれぞれ優勝した。23日に仁坂吉伸知事を訪問し、優勝を報告した。
大会は全世界空手道連盟新極真会が主催。幼年からシニアまで幅広い世代が出場する新極真会最高峰の大会で、国際大会と全国大会を隔年で開催している。ことしは4~69歳の2707人が出場。海外の選手は約100人がエントリーし、トーナメントで争った。
5年生の部は40人が出場し、岩本君は2回戦から登場。順調に勝ち進むと、準決勝で、過去に一度も勝てなかった古賀ジェレミー君(東横浜支部)を下した。決勝でもライバルの小林大悟君(兵庫中央支部)を破り、初優勝を飾った。
中内君はこの世代で連覇中の現王者。「プレッシャーはあったけど、相手を目で倒すつもりで臨んだ」と気合いを込め、約60人が争う中学生の部で前評判通りの強さを発揮した。準決勝で堤亮人君(東京東支部)、決勝で小川凌空君(東横浜支部)を下し、3連覇を達成した。
新極真会和歌山支部の黒岡八寿裕支部長や母親らと一緒に知事室を訪れた2人は、仁坂知事に優勝を報告。岩本君は「ずっと勝てなかった相手に勝ち、優勝できました」。中内君は「みんなに応援してもらい、3連覇できました」と喜びを語った。仁坂知事は「優勝おめでとう。これからも頑張って」と激励の言葉を送った。