自民党幹事長3期目に再任 総力を結集し、実行力ある政治を
去る10月2日、自由民主党安倍晋三総裁より引き続き3期目となる幹事長の指名を受け、同日の臨時総務会において全会一致で承認されました。
全国各地で頻発する大規模自然災害に対し、自民党はこれまで以上に国土強靭(きょうじん)化政策を推進する覚悟です。一日も早い被災地の復旧・復興、南海トラフ巨大地震に備えた対策は、今の政治に課せられた大きな「使命」です。具体的には、国土強靭化緊急総点検として全国のインフラを3年間で集中点検を実施します。また、災害時の避難所となるべく、全国の公立小中学校にクーラーを設置します。ブロック塀の安全対策も即座に実行します。これらを実現させるために、間もなく召集される臨時国会での補正予算の編成を政府と協力して進めます。
国民・県民の皆さまの安全を守るべく、これらの政策はスピード感を持って実行します。
また、近隣諸国をはじめとする「外交」も大きな政治テーマであります。安倍総理の積極的平和主義に基づく外交を党としても全面的に支えてまいります。特に、北東アジア地域の平和と安全、とりわけ日本にとって拉致問題を一日も早く解決するためには、日米安全保障条約に基づく米国との信頼関係はもとより、近隣の中国や韓国との協力や対話も欠かすことができません。間もなく、10月25日には安倍首相が中国を公式訪問し習近平国家首席と日中首脳会談を開催しますが、私も引き続き党の側から安倍外交を後押ししていく考えです。
わが国は2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控える中、来年は皇位継承が行われ、G20サミットが大阪で開催されるという重要な1年となります。私たち自由民主党は友党である公明党と共に「政治の安定」「政策の実現」に全力を尽くします。
また、県内においては、間もなく和歌山県知事選挙が行われます。来年は4月に統一地方選が、7月に参議院地方区選挙が行われる予定です。自由民主党は公認・推薦候補者の全員当選を目指して、必勝を期して努力してまいります。
私自身、自由民主党を預かる責任者として、党のあらゆる人材の総力を結集し、国民・県民の皆さまの期待に応えてまいります。これまでの、長年にわたる地元の皆さまのご支援に対する感謝の思いを胸に、新たなスタートを切りたいと思います。
ご支援、ご協力を重ねてお願い申し上げます。