がん対策を推進 明治安田と岩出市が協定
明治安田生命保険(東京都)と岩出市は11月29日、「がん対策推進企業等連携協定」を締結した。
同市における死亡原因の上位3位をがんが占めることから、市はがんの早期発見、早期治療につながる検診の受診率向上を目指して企業や団体に賛同を呼び掛けている。明治安田生命で4社目。
協定では、従業員や家族、取引企業などへ検診の受診を勧めたり、リーフレットを配布したり、ポスター掲示などの取り組みを通してがん対策に関する情報提供を連携して行うことなどが盛り込まれた。
この日、市役所で行われた締結式で明治安田生命の川腰藤雄和歌山支社長は「健康づくりは当社の得意分野。市の進める『元気で健康なまちづくり』に貢献したい」とあいさつ。中芝正幸市長は「協定を機に、市民のがんに対する理解や関心が一層深まれば」と期待していた。