議員の自治功労表彰も 12月県議会が開会
和歌山県議会の12月定例会が3日に開会し、県は58億394万円を増額する2018年度一般会計補正予算案など42件を提出した。
提出案件は補正予算案3件、条例案11件、その他議案26件、専決処分報告1件、諮問1件。
補正予算案は、台風24号などの被害による漁港施設の復旧や河川、海岸、港湾施設などの改良工事費として、9事業で39億6594万円▽宝塚医療大学和歌山保健医療学部(仮称)の施設整備を支援するための債務負担行為として2億円▽わかやま版PFIの融資制度を活用した小型ロケット射場建設の支援のため債務負担行為として32億円――などを計上している。補正後の一般会計は5705億562万円となる。
11月の知事選で再選した仁坂吉伸知事は、4期目を迎えるにあたり所信を表明。インフラ整備や防災対策などの課題にふれつつ、「人生で培ってきた全ての知識や経験、人脈を総動員し、県発展の駆動力となるよう全力を尽くす」と述べた。
また全国議長会の自治功労者表彰の伝達があり、議員在籍30年以上の宇治田栄蔵議員ら8人が表彰状を受け取った。
12月定例会の会期は19日までの17日間と決めた。一般質問は10~13日、常任委員会は14日と17日に行われる。
受賞議員は次の皆さん。
在籍30年以上=宇治田栄蔵議員▽同20年以上=山田正彦議員、坂本登議員▽同15年以上=雑賀光夫議員、前芝雅嗣議員、花田健吉議員、尾﨑太郎議員、藤山将材議員