全日本新人王 クラトキ竹本選手が市長訪問
昨年12月23日に東京都の後楽園ホールで行われた第65回全日本新人王決定戦(フェザー級)で、新人王と最優秀選手(MVP)に選ばれたクラトキボクシングジム(和歌山県和歌山市園部、原田哲也会長)所属の竹本雄利選手(22)が17日、原田会長(74)と共に市長室を訪問。尾花正啓市長に喜びを報告した。
同ジムは創立52年で全日本新人王が誕生したのは初めての快挙。竹本選手は同市出身で左ボクサー、身長173㌢、戦歴は7戦5勝(3KO)1敗1分。2017年3月にプロテストに合格し、6月には2ラウンドKOと鮮烈デビューを果たした。
18年9月に西日本フェザー級新人王、11月に全日本フェザー西軍代表・MVP、そして12月に帝拳ジム所属の峯田光選手に5ラウンド3―0の判定勝ちで全日本フェザー級新人王・MVPを獲得した。
尾花市長は「快挙を成し遂げてくれた。和歌山市民として誇りに思う。これからも頑張ってほしい」と激励。原田会長は「選手と共に私たちも竹本選手をしっかりとサポートできるように頑張りたい」と話した。竹本選手は「世界チャンピオンになりたい。試合を盛り上げて皆に好かれるようなボクサーになりたい」とさらなる飛躍を誓った。
3月に神戸市立体育館でフィリピン選手、6月に和歌山ビッグウエーブで日本人選手との対戦を控えている。