7200人学びやに別れ 県内公立高校で卒業式
和歌山県内ほとんどの公立高校で1日、卒業式が行われた。和歌山市西浜の県立星林高校(岩崎博校長)では、普通科と国際交流科の3年生308人が旅立ちの日を迎えた。
普通科の若野礼奈さんと国際交流科の糸山柊太さんが代表して卒業証書を受け取り、岩崎校長は「卒業して明日からまた一歩踏み出す中で、就職や進学の時の勇気の一歩を大切にしてほしい。平成が終わり、22世紀には生活がどう変わるかは想像できない。次の時代を生きる皆さんは、人の心を想像できる力を忘れないで」と式辞を述べた。
答辞では法眼勇太郎さんが「受験を終え、うれしい反面、不安もあり『これから頑張るぞ』と決意した日だった」と入学当初からの学校生活を振り返り、「全力で駆け抜けた3年間。いつか恩返しできるように頑張る」と在校生と教員、保護者に感謝を伝えた。
本年度は県内の公立高校で7292人が卒業する。