女性に強制わいせつ容疑 県警巡査長を逮捕

女性の胸を触るなどしたとして、県警は1日、和歌山東署留置管理課の巡査長、西村大樹容疑者(27)を強制わいせつ容疑で逮捕したと発表した。

和歌山県警捜査一課と監察課によると、西村容疑者は2月28日午後11時30分ごろ、和歌山市朝日の自宅で、市内在住の20代女性の服の中に手を入れ、下着の上から胸を触るなどのわいせつな行為をした疑い。

西村容疑者と女性は携帯電話のアプリを通じて知り合い、この日に初めて会った。女性が1日午前0時30分ごろに近隣の住民に助けを求め、「アプリで知り合った男に連れ込まれた」と110番通報した。

西村容疑者は「性欲を満たすために無理に胸を触った」と容疑を認めているという。

徳田太志首席監察官は「県民の安全を守る警察官が逮捕されたことは誠に遺憾。被害者をはじめ県民の皆さまに深くお詫び申し上げます。捜査結果を待ち、厳正に対処いたします」とコメントしている。