多彩な体験楽しく 海南ふれあい福祉フェス
「第8回ふれあい福祉フェスティバル」が21日、和歌山県海南市下津町下津の拝待体育館で開かれた。福祉への関心を高めてもらおうと市社会福祉協議会と海南・海草障害者地域自立支援協議会が共催。、来場した親子連れら約400人は、小雨の降る中、館内の多彩な催しや屋外の飲食などを楽しんだ。
来場者には、福祉作業所が制作した焼き菓子が振る舞われ、パンやケーキなどを館内で販売。黒板作り教室やゲームコーナー、エア遊具の「ふわふわパンダ」など、さまざまなブースがあり盛況だった。
盲導犬や介助犬としての働きを終えた犬の支援団体「日本サービスドッグ協会」のブースでは、幼児や高齢者らが犬とふれあい、笑顔を見せていた。屋外にもフランクフルトやポップコーン、豚汁などの出店が並び、にぎわった。
イベントを担当した同協議会地域福祉係主事の角田彩さん(27)は「異世代の交流を目的に開催しました。雨の中、多くの人が来てくれてうれしいです」と話していた。