早くも見頃の濃桃色 和歌山城シダレザクラ
昨年より5日遅い25日に和歌山市のソメイヨシノの開花が宣言される中、和歌山城のシダレザクラは一足早く見頃が近づいている。
約600本の桜がある城内では例年、一の橋近くのシダレザクラがソメイヨシノよりも早く、濃い目のピンク色の花を咲かせる。
開花宣言がされた25日夜、六分咲きほどになったシダレザクラはライトアップされ、散歩などに訪れた人が眺めたり、スマートフォンで撮影したりしていた。
ソメイヨシノは数輪開いた木が少しある程度で、ほとんどは蕾だが、早くも木の下にシートを敷いて夜桜を楽しむグループも見られた。
満開は4月3日ごろと予想され、来週が花見のピークになりそう。和歌山城では7日までの日没から午後10時まで、ぼんぼりやちょうちんで桜をライトアップしている。