新しい時を刻む 信愛大に島氏が時計塔寄贈
今月開学した和歌山信愛大学(和歌山市住吉町、森田登志子学長)に㈱島精機製作所(同市坂田)の島正博会長から時計塔が贈られ、17日に除幕式が行われた。
改元を前に誕生した新しい大学のスタートを祝い、島会長が寄贈したもの。高さ5・1㍍の電波時計で、3方向に文字盤が設置されている。
式典には学生や教職員を含む約40人が出席。森田学長は「皆さんの成長を刻む時計塔を造ってくれたことに感謝したい」とあいさつ。感謝状と花束を受け取った島会長は「若いうちからいろいろなことを学び、新しい日本と和歌山をつくるために頑張ってもらいたい」と学生にエールを送った。
花束を手渡した教育学部子ども教育学科1年の栗山すみれさん(19)は「1期生という最初の学生なので、時計塔と同じく新しい気持ちで頑張っていきたいと思います」と話していた。