県社協に車いす寄贈 ツルハとクラシエHD
㈱ツルハホールディングス(本社=札幌市東区、堀川政司社長)とクラシエホールディングス㈱(本社=東京都港区、岩倉昌弘社長)は17日、県社会福祉協議会に車いす5台を寄贈し、和歌山市手平の同協議会(和歌山ビッグ愛7階)で寄贈式が行われた。
両社はツルハグループ店舗で行う共同キャンペーンの売上の一部で車いすを購入し、2000年から毎年、同グループが展開する全国各地の社会福祉協議会に寄贈する活動を実施。歩行が困難な人の移送サービスや車いす貸し出し事業などで利用されている。今回は360台を32社協に寄贈。両社共同での寄贈は累計2155台となり、ツルハグループによる寄贈を含めると2390台となった。県社協には14年から寄贈し、累計25となっている。
寄贈式には、ツルハホールディングス中部・関西店舗運営部の室本幸夫本部長と上田啓吾部長、クラシエホールディングスからはクラシエホームプロダクツ販売㈱の生田聡取締役大阪支店長、クラシエフーズ販売㈱の片山健一営業部長、クラシエ薬品㈱関西ヘルスケア支店の辻博文部長が訪れ、県社協から中西淳常務理事、嶋本昇事務局長が出席。両社を代表して、室本本部長から中西常務理事に目録が贈られた。
室本本部長は「毎年5台を贈っており、今後も継続して増やせるようにしたい。大事に使っていただければ」と期待をよせ、中西常務理事は「6回目の寄贈をいただきありがたい。大切に使っていきたい」と感謝した。