盲導犬の女性訓練士を支援 ソロプチ和歌山
国際ソロプチミスト和歌山(嶋晶子会長)は17日、2月に開いたチャリティーバザーと落語の会の収益金の一部10万円を、盲導犬を育てる「社会福祉法人日本ライトハウス」に寄贈した。
同団体は、女性と女児の生活向上を目指して奉仕活動を行っており、今回は盲導犬を育成する女性訓練士への支援金として贈呈。同団体は例会に日本ライトハウス盲導犬訓練所(大阪府南河内郡千早赤阪村)から講師を招き、卓話で理解を深めたり、バザーでは関連グッズを販売したりして、広く一般にも盲導犬への理解と協力を呼び掛けてきた。
和歌山市七番丁のモンティグレ(ダイワロイネットホテル和歌山)であった贈呈式には、同訓練所の所長代理、赤川芳子さんと共に、盲導犬のPR犬・アド君(9)も出席し和やかな雰囲気。嶋会長は「大変なお仕事とは思いますが、目のご不自由な方々のため、手を差し伸べてくださいますよう」と贈呈。受け取った赤川さんは嶋会長に感謝状を贈った。
同訓練所で働く職員20人ほどのうち半数が女性といい、赤川さんは「働きやすい環境づくりのためにご支援いただき、励みになります。ずいぶんと傷んでいた、女性職員が使うロッカーを新しくさせていただきます」と感謝していた。