イノシシ被害防止 JA紀の里が岩出市におり寄贈
地域貢献活動の一環としてJA紀の里農業協同組合は9日、岩出市に「イノシシ捕獲おり」を寄贈。田哲男代表理事組合長が中芝正幸市長に目録を手渡した。
市役所で行われた贈呈式には松浦克仁代表理事専務、大原稔常務理事、河里芳広営農支援課長が出席。捕獲おり7基(70万円分)を寄贈し、中芝市長から田代表理事組合長に感謝状が贈られた。
田代表理事組合長は「地域貢献の役に立てればうれしい。イノシシ捕獲おりで被害防止の一助になれば」とあいさつ。中芝市長は「寄贈いただいたおりを大切に使っていきたい」と感謝を述べた。
同市によると、2017年度のイノシシによる同市の農作物被害額は米などを中心に9万2000円に上るという。