女子野球で全国準優勝 和歌山ハーモニーズ

 NPBガールズトーナメント2019全日本女子学童軟式野球大会で2年連続の準優勝を果たした和歌山県選抜チーム「和歌山ハーモニーズ」が28日、県庁を訪れ、仁坂吉伸知事に活躍を報告した。

 同大会は全国最大規模の女子学童軟式野球大会で、第7回の今回は40都道府県から42チームが出場し、愛媛県の坊ちゃんスタジアムなどで2~8日に熱戦が繰り広げられた。

 和歌山ハーモニーズには県内12市町の小学6年生19人が所属。1回戦は「AWA―MUSUME BBS Jr.」(徳島)に5―4、2回戦は岩手SAKURAに10―2、3回戦は熊本暴れん坊ガールズに6―5、準々決勝は岡山県女子選抜に10―6、準決勝は沖縄ガールズに7―4で勝利し、初優勝を目指した決勝で大阪ベストガールズに4―14で敗れた。

 県庁には選手と和田昌宏監督、県軟式野球連盟新宮・東牟婁地方支部の池田富保支部長、選手の保護者らが訪問。仁坂知事は「おめでとうございます。接戦を勝ち上がって、いい思い出になったと思います。一生の宝として、これからも頑張って」と激励し、記念品を贈った。

 主将を務めた巽小の阪井心愛さんは「仲が良くて、何でも言い合えて、笑顔がすてきなチームです。みんなには『準優勝してくれてありがとう』と言いたい」と話していた。

全国準優勝を仁坂知事に報告した「和歌山ハーモニーズ」