和歌山城をきれいに 理容組合がボランティア

和歌山県理容生活衛生同業組合和歌山支部は9日、和歌山市の和歌山城岡口門の付近で恒例の清掃活動を行った。

全国理容連合会では2008年から毎年、敬老の日の前にボランティア活動を行っている。この日は県内のそれぞれの支部ごとに社会貢献活動を実施し、福祉施設を訪れて利用者の髪を切ったり、献血に協力したりした。

和歌山支部の活動には市内の組合員約25人が参加。午前10時から約2時間、強い日差しが照り付ける中、鎌で草刈りを行った。参加者たちは「例年に比べて草がものすごく多い」と驚きつつも、手際よく作業し、用意したごみ袋はすぐに草でいっぱいとなった。

中井支部長は「和歌山城は和歌山の観光の玄関口。国内外から訪れる観光客の方が気持ち良く過ごせるような環境にしたいと思い、一生懸命取り組みました」と話していた。

鎌を手に草を刈る組合員たち

鎌を手に草を刈る組合員たち