保護猫活動への理解を 熊沢さんが絵画展

「猫漫画家」として活動する熊沢楓さん(=和歌山県由良町)が和歌山市古屋のティーズカフェで、チャリティー展覧会「101匹ねこちゃん展」を開いている。29日まで。

白崎海岸近くで保護ネコ6匹と過ごす熊沢さんは大阪府出身。田舎暮らしに憧れ5年前に引っ越してきた。ネコと暮らす日常を描いた漫画「毎日猫まみれ」を雑誌「ねことも」(大都社)で連載する他、大手前大学で非常勤講師も務めている。

展覧会には、約3年間で描きためた101匹のネコたちが描かれたイラストがずらり。熊沢さんの人柄がうかがえるような、柔らかいタッチと色合いで表現されている。

「ライフワークはネコの保護活動です」と笑顔で話す熊沢さん。展覧会は保護猫活動の一環で、作品の原画販売やメモ帳やポストカードなどのグッズ販売も行われ、売り上げの一部は県の保護犬猫活動団体に寄付される。

期間中、毎日在廊しているという熊沢さんは「絵を楽しんでいただいて、保護ネコ活動への理解が少しでも広まればうれしいです」と来場を呼び掛けている。

午前11時から午後5時(金曜日は7時)まで。問い合わせは同店(℡073・460・4715)。

「101匹のネコちゃんに会いに来てください」と熊沢さん

「101匹のネコちゃんに会いに来てください」と熊沢さん